妊娠すると体に大きな変化が現れます。
月数と共にお腹が大きくなっていきますし、ちょっと歩いただけでも息切れしたり、いつもより暑がりになったり・・・精神的な面でもイライラしたり落ち込んだりと、いったいどうしちゃったの？というくらい大きな変化を感じる方も多いです。
これは、ホルモンが大きく関係しています。

妊娠と共にプロゲステロン・エストロゲン・hCGというホルモンが激増します。
エストロゲンは生理が終了し排卵に向かっていく段階で多くなっていくホルモンで、経管粘液の分泌を増加させるという働きも持っていて、水分保持力も強いので、妊娠中むくみやすくなるのはこのホルモンの影響です。

またプロゲステロンは子宮の収縮を抑制し妊娠維持のために働き、体温をあげる、おっぱいを大きく成長させる、さらには内臓の筋肉が緊張するのを妨げてしまうため、内臓の動きが鈍くなり胃がムカムカする、便秘になるなどの症状を起こします。
hCGに関しても、胎盤の元となる絨毛から分泌されるホルモンで、妊娠維持や子宮筋就職抑制などの働きがあり、つわりにも深く関係しているとされるホルモンです。
妊娠と同時に急激に増加、そこから3ヶ月くらいで少しずつ減少していきます。
こうした女性モルモンの増加、減少などの激しい変化が起こるのが妊娠中です。

イライラや落ち込み、体に出てくる様々な症状から、何とかしたいと思う妊婦さんも多いでしょう。
ホルモンバランスの調整効果があるマカを飲んでみたいと思う妊婦さんもいらっしゃいます。
確かにマカはお薬ではありませんし、副作用的な報告はよほどの過剰摂取をしない限りありません。
でも、お腹の中に普段は存在しない胎盤という臓器が誕生し、赤ちゃんが大きく成長していくという妊娠中に、マカがどのような影響を与えるのか？
それは、詳しくわかっていないのです。

質の高いマカを利用する分には、影響はないといわれていますが、サプリメントなどの中には、質の低いものもありますので、利用される場合は、純度の高いマカサプリメントを選ぶ、また医師に相談するという事も忘れないようにしましょう。
是非マカで健康生活始めてみませんか。